【2020年マンガ大賞】大賞とノミネート12作品をご紹介!

Okko
こんにちは!Okkoです。2020年のマンガ大賞が発表されました。大賞とノミネート作12作品についてご紹介します!

 

マンガ大賞とは? 

マンガ大賞は、2008年に開始したマンガ賞です。
選考対象は前年の1月1日から12月31日の1年間に出版された単行本で、最大巻数が8巻までの作品となっています。
書籍の形式は、電子書籍も含まれます。

おもに書店員を中心とした有志の選考委員と実行委員によって選考が行われます。

 

選考のながれ
■1次選考
各選考員が人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品選出。
得票数上位12作品が2次選考のノミネート作品とされる。

■2次選考
選考員がすべてのノミネート作品を読み、トップ3を決める。
1位:3ポイント、2位:2ポイント、3位:1ポイント 投票をおこなう。

■大賞決定
2次選考のポイントを集計してマンガ大賞が決定される。

 

2020年マンガ大賞 結果発表

大賞:ブルーピリオド 山口つばさ 

ブルーピリオドは、『月刊アフタヌーン』(講談社)で2017年8月号から連載中の作品。
美術大学受験予備校や入学試験での苦悩を描いた物語です。
人公の高校生・矢口八虎は不良でもあり優等生でもあるリア充の高2の男子。

充実した高校生活を送りながらも目標がなく、どこか虚しさを感じながら毎日を送っていました。
そんな彼が美術室で見た一枚の絵に心奪われ、絵の世界にどっぷりはまっていきます。
「東京芸術大学」への進学を目指して青春を燃やす姿が描かれています。

コミックスは2020年3月現在、7巻まで刊行されており、『このマンガがすごい!2019』オトコ編第4位、『このマンガがすごい!2020』オトコ編第14位などに選ばれています。

作者の山口つばささん自身が、超難関の「東京芸術大学」に現役合格された経歴をもっており、実際に芸大を合格した作者が描く作品なのでリアリティがあります。

選考員のコメントは…

 

朝日新聞記者・小原篤氏
技法、個性、才能、戦略、課題、心理、境遇……キャラクターごとにいろんな要素を掛け合わせて、藝大志望者の 群像をこまやかにリアルに描き分ける手腕と構成が見事。ありがちな「天才vs秀才」といった構図を用いず、奇 人競争とか異能バトルにも向かわず、題材に真摯に向き合い、読み応えのあるドラマを紡ぎ出す。楽しませていた だきました。ちょうど山場を描ききったので、今が賞にふさわしい時期でもあるかなと思います。
(マンガ大賞公式サイトより引用)
主婦 / 赤坂真実氏
人生を変える何かに出会うこと、のめりこむこと、努力すること、挫折すること。天才ではない凡人が、人を羨み、 焦り、失敗し、立ち上がる。学生目線、親目線、読者を選ばないとってもワクワクする作品。たくさんの人に読ん でもらいたい。
(マンガ大賞公式サイトより引用)
菓子研究家 / 福田里香氏
最新刊の芸大入試編がおもしろすぎました。デッサンをする、油絵を描くという動作は決して大きな動きではない。 絵面的にまんがには描きにくいと思うが、しかし、作者は読ませるためのあらゆる工夫をコマごとにしていて、格 闘まんがに迫る躍動感がある。入試終了後のこれからの展開から目が離せません。
(マンガ大賞公式サイトより引用)

2位:『SPY×FAMILY』遠藤達哉

3位:『スキップとローファー』 高松美咲

4位:『波よ聞いてくれ』沙村広明

5位:『水は海に向かって流れる』 田島列島

6位:『ミステリと言う勿れ』 田村由美

7位:『夢中さ、きみに。』 和山やま

8位:『チェンソーマン』 藤本タツキ

9位:『まくむすび』 保谷伸

10位:『違国日記』 ヤマシタトモコ

11位:『僕の心のヤバイやつ』 桜井のりお

12位:『あした死ぬには、』 雁須磨子

まとめ

Okko
これまでの「マンガ大賞」受賞作品やノミネート作品の多くが、アニメ化やドラマ化、映画化されています。映像化された『ブルーピリオド』も観てみたいですね。

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マンガ大賞2020 大賞とノミネート作品
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